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家庭でも出来る歯周病予防

漢方薬、東洋医学的アプローチ・気血不足型

中医学でいう脾臓は胃腸の働きを助け、消化運搬の働きや肌に栄養を与える働きがあるとされています。そして、口と非常に密接であるため、脾胃虚弱になると肌肉に栄養を与えなくなり、歯肉の栄養障害を引き起こす可能性があります。

【症状】
  • 歯肉が白色、歯肉が退縮、歯肉膿瘍、それに伴う疲労倦怠感、元気がない、治療に対する抵抗力が低下し、症状が長引く、不眠、立ちくらみなどの症状
【処方】
  • 補中益気湯
  • 十全大補湯(貧血傾向・めまい・たちくらみなど)

等があります。

以上で、『家庭でも出来る歯周病予防』のブログは終了させて頂きます。
2011年8月のスタートから、全28回を一年間かけて書いてまいりましたが、本ブログが少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
最後まで本ブログをお読みいただきありがとうございました。

漢方薬、東洋医学的アプローチ・腎虚型

中医学では、腎は精を蔵し、髄を生じ、骨を養い、歯は骨の余りで、骨髄はまた歯を養うとされています。

つまり、腎は老化とともに、力が弱まり、そのため白髪になったり、歯が抜けたり、冷えたりと若いときには感じないような老化現象が起こるのです。
また、老化や久病などによって腎精を消耗し、歯槽骨(歯を支えている骨)に十分な栄養を与えなくなり、歯がぐらぐらしたりする症状が現れたりすると言われています。

【症状】

  • 歯の動揺、脱落、それら伴う足腰の脱力感や痛み、手足のほてり、口腔内や咽喉の乾燥感、のぼせなどの症状

【処方】

  • 六味地黄丸(手足のほてり、口腔内や咽喉の乾燥感、のぼせ等)
  • 六味地黄丸+立效散(痛みを伴う場合)
  • 六味地黄丸+立效散または麻黄附子細辛湯(痛みを伴う場合) など

漢方薬、東洋医学的アプローチ・胃腸積熱型

中医学では経路という内臓の名前がついた12本のツボが流れる経路があるとされていますが、大腸・胃の経路はそれぞれ上下の歯肉を通ります。

そのため、飲食の不規則、辛いもの、甘いもの、油っこいものの過食やお酒の飲み過ぎなどによって生じた胃腸の熱が、火に変化し上昇すると、歯肉の発赤や腫脹、歯痛、歯肉出血などの症状が現れ、歯肉炎の急性発作を起こす可能性があるのです。

【症状】

  • 歯肉の発赤、腫脹、歯痛、歯肉出血、それに伴う口臭、口渇、冷たいものを好む、便秘、舌の乾燥など

【処方】

  • 黄連解毒薬+白虎加人参湯
  • 三黄瀉心湯+白虎加人参湯 など

漢方薬、東洋医学的アプローチ

歯周病は、口だけの病気ではなく、全身の状態・免疫力の低下などにも関係が深く、口腔疾患の代表的なものです。
歯周病をタイプ別に分類すると次の3つのタイプが考えられます。

  • 飲食障害による胃腸積熱型(炎症傾向の強いタイプが多い)
  • 腎虚型(老化型歯周病タイプが多い)
  • 気血不足型(歯肉の炎症の少ないタイプが多い)

したがって、歯周治療や口腔衛生管理指導など局部の治療に加えて、次号以降でご紹介する全身の治療をしていくことは、再発予防に努める上でとても有効です。

食事療養・その4(まとめ)

四条室町歯科の歯周病のブログ記事です。
タイトルは「食事療養・その4(まとめ)」です。

その1~3のことを含めて、歯周病の根本原因は血液とも言えるでしょう。
血液の質を決定するのは食物です。
汚れきった血液を浄化して、きれいな活性の高い状態にするには、食を改める他ありません。
特に砂糖、肉を多食した場合、炎症も化膿を最も悪化させます。
その他濃厚な食物は極力さけたほうがよいと言えるでしょう。

具体的な食事方法

◎できる限り小食にする。
◎咀嚼を徹底する。1日100~300回は噛む。

禁止したほうがよい食品

◎動物食品一切・砂糖・果物・油脂・脂質を多く含む食品(ピーナッツ・アーモンド・松の実・クッキー等)

少量に留めて注意したほうがよい食品

◎豆腐・豆の加工品・もち米・そばなどの麺類・パンなどの粉加工食品・菓子・生野菜

多めに摂ったほうがよい食品

◎海草・漬物

積極的に摂ったほうがよい食品

◎フノリ・アラメ・ハトムギ・豆味噌・しょうゆ・梅干・キクイモ・たまねぎ・らっきょう・だいこんの葉・にんじんの葉・れんこん・ごぼう・かぼちゃ・かぼちゃの種・ねぎの葉・栗・粟

※これらは生命科学21研究所の文献を参考にしています。
必ずそうしなければならないということでは決してありません。
毎日のお食事の参考にして頂ければ良いと思っています。

食事療法・その3

歯周病の原因とされているのは、歯垢、歯石、歯列不正、歯ぎしりによる過大な負担、血液疾患、代謝異常、内分泌機能異常、栄養欠乏、糖尿病などがあげられます。

また、口腔内には数え切れないほどの多種多様な細菌が生息しています。歯周病やむし歯の細菌だけでなく、肺炎・腸炎の菌、ピロリ菌、インフルエンザウイルスなど多くの細菌が混在しているのです。

健康な身体であれば、どれほど多くの病原体が侵入したとしても発病することはありません。それは、彼ら(細菌)は生きている環境でなければ簡単に死滅してしまう、脆く弱いものだからです。しかし、歯ぐきは身体内で動きが少なく、病原菌が生きやすい環境と言えます。

赤血球が粘稠性をおびて老廃物でドロドロになった血液は歯周組織内をスムーズに流れることが出来ません。そのため、質の悪い血球や老廃物が組織内に停滞していきます。いつまでも余計なものが滞っていると、組織は正常な代謝ができなくなり、やがて炎症を起こすことになり、極めて化膿しやすくなります。

食事療法・その2

歯は、食物を体内に摂りいれるとき、最初の処理を行う大切な器官です。
口腔内で食物が十分細かく砕かれて胃に送られなければ、その後の処理過程がスムーズに進みません。
胃腸での処理が円滑に行われないと、腸内環境が悪化したり、良質な血液を造ることができなくなります。

それだけではありません。
歯に少しでも異常が起こると、全身が狂ってきます。
あごの関節が歪んだり、脊柱が歪んだり、その影響で内臓全体が機能異常を起こしてしまいます。
そして自律神経のバランスが崩れ、目、耳、鼻の障害が起こり、脳の働きにまで影響が及んできます。

食事療法・その1

歯周病とは、歯の歯周組織の疾患の総称です。
歯肉炎・歯周病がこれにあたります。

現代人の80%近くが歯周病にかかっていると言われています。
自分では気付かない軽症なものから歯が全部抜け落ちてしまう重症まで程度の差はありますが、歯周組織に障害があるのが現状です。
国民の半数以上が歯ぐきに障害があるというのは異常事態です。

人体にとって大変重要な役割を担っている歯が、現代人には驚くほど軽視されているように思います。

サプリメント・ウコン

ウコンは血液浄化作用が優れており、細胞を引き締めて出血を止める作用もあるそうです。
また、化膿している組織の毒素を中和し、排出する働きもあると言われています。

ウコンの使用の仕方として、

  • 就寝前に粉末を歯ぐきにつけて寝る。
  • 直接粉末を水で飲む。(1日2~3g)

等の方法があります。

サプリメント・プロポリス

プロポリスは強力な殺菌作用と代謝促進作用で歯ぐきの炎症を改善することができると言われています。
また、滞っている老廃物も速やかに排出する効果があると言われています。

プロポリスの使用の仕方として、

  • 液体プロポリスを脱脂綿などに含ませて歯ぐきにつける。
  • 一日0.5~1cc飲用する。

等があります。

(注)液体プロポリスを歯ぐきにつける場合、炎症や化膿がひどい場合はしみる場合があります。